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田中角栄 政治家の庶民感覚 人物の名言(1) [偉人・著名人の名言]


【偉人・著名人の名言】

このカテゴリーでは、偉人、著名人の名言を紹介して行きたいと思う。

有名、無名問わずその時代、その国で、様々な社会的なポジション、職業人として一生懸命に生きた「人物」の「生きた」言葉に光をあて、言葉の一片、一片を深く吟味、洞察して行くことを眼目としています。

そして我々の日々の生活、価値のある様々な経験の中で各々が自身の脳と心の中に、その吟味した言葉をそれぞれに合った形と色で落とし込んで行くことにより、これからの混迷の時代において「生きる」ための智慧、活力にして頂けたら幸いである。

勿論、現代日本においても有名、無名問わず立派なお仕事、生き方をされている人物はたくさんいらっしゃる。

特にマスメディアでは殆ど報じられた事例の無い、全くの無名の方に人物が多い。それもあり、私達は現代に生きる人物を知ることも、その言葉、生き方に触れる機会がなかなかない。

そこで、まずは、我々の先輩、今の日本、今の時代を力を合わせて築いてくださった先人達の名言、生き方を観て行きましょう。


■多発する天変地異と国政の乱れ

最近の国会中継を見たり、ここ数年~10数年の国政を担当する政治家の皆さんを始めとする、県政、市政になどの公共の仕事に携わる方々の仕事ぶり、国民への接し方、対応を見ていると皆さん思うところが色々あると思います。

無論、公のこと、国民の将来のことを真剣に考え一生懸命、仕事をしている方々も大勢いらっしゃいますが、そうで無い方が連日のようにピックアップされてニュースを賑わせている状況です。

国政の乱れと、機を一にして天変地異が各地で猛威を奮う昨今、古代より東洋思想では天変地異が勃発する時は必ず国政、社会が乱れている証であるという思想がありました。


科学的には全く証明できない事ですが、古代人の洞察力、智慧には頷ける部分があります。


という経緯もあり、第1回の今回は、政治家の言葉、職業を観て行きます。


■田中角栄 職業:政治家

「失敗はイヤというほどしたほうがいい。そうするとバカでないかぎり、骨身に沁みる。判断力、分別ができてくる。これが成長の正体だ。」



最終学歴は現代でいうところの中卒、そこから一国の首相になった田中角栄氏(以下、敬称略)は、当時から国民に「今太閤」と呼ばれ絶大な人気を誇りました。

無論、戦国の下剋上の時代に一介の農民から身を起こし天下統一を果たし、絶大な人気を誇った国民的英雄である豊臣秀吉になぞられたのでしょう。


田中角栄は権力の座につき栄華を極めたように見えますが、その人生は苦労と挫折の連続と言われています。

「生きること」自体が大変な豪雪地帯、越後の寒村での子供時代の生活、落選という仕事の挫折、逮捕、どれだけ泣いても泣き足らぬ長男の死など人生の修羅場をいくつも経験し、辛酸を嘗め、一人の人間として娑婆(社会)で揉まれながら経験を積み重ね、それに裏打ちされた智慧と人物的魅力、そして、実力で政界に進出した田中角栄が語る「失敗」「挫折」の意味するところは奥深いものがあります。


最近、良く聴く言葉で「勝ち組」「負け組」という言葉があります。

「失敗や挫折の本質」を知らぬ者が使う軽佻浮薄(けいちょうふはく)なセリフだな。

と言葉を聴くたびに感じます。



田中角栄の言葉には、世襲議員が決して語れない庶民たちの苦労をバックに持つ「言葉の重み」を感じます。

庶民の生活は、庶民が生きるという事はいつの時代、どの国でも大変な苦労が伴います。


生きることの大変さ、生きる苦しみ、そして「生きる喜び」を庶民感覚が骨身に沁みている人物だからこそ国民は心を動かされ慕いました。


そして今もなお本当の意味における人気のある、人徳のある政治家として、その記憶と言葉は一部の国民の中に生き続けています。


賛否両論あれど、田中角栄のような本当の意味で「庶民の心」がわかる真の政治家がまた、国政の舞台に現れて欲しいと一国民として思う次第です。


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