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「養生訓」一時の欲に溺れ百年の身をあやまる [名著を読む]


江戸時代に貝原益軒(かいばらえきけん)が著した『養生訓』には、私たちが健やかに楽しく生きるための生活の智慧、心得、生き方、心の在り方、長寿になるためのコツなどが幅広く記されています。


お金を稼ぐにしても、仕事で成功するにしても、まずは頑健な肉体、健全な心と身体があって初めて可能になります。


例え億万長者になったとしても心身が病み不健康であったり、寿命が短かったら豊かさを享受する、真の意味における贅沢、裕福さを享受することも出来ないでしょう。


有名な話し、我々の日本の首都を東京に定めた最初の統治者「徳川家康」は、当時の日本における日本一の健康マニアであり、専門家や医者よりも知識があり、しかも当時の最先端の健康法の実践者でした。


健康と仕事、健康とお金の意味するところは深いです。


まずは心身ともに健康であり、そしてお金と仕事にも困らないセカンドライフを目指して日々、精進して参りましょう!



さて、本題に入ります。


江戸時代を端緒として空前の健康ブームを巻き起こした本「養生訓」の一節にこんな記述があります。


「一時の慾をこらへずして病を生じ、百年の身をあやまる。愚なるかな(略)
恣なると忍ぶとは、是寿と夭とのわかる所也。」



人間は色々な欲望に溺れやすい生き物です。


それが、原因となり不摂生がたたり病気になる、精神のバランスを失う、寿命が縮むということは良くある話です。


誰もが一つや二つ身に覚えがありますね?


「養生訓」では、一時的な欲望を抑えることが出来ないで病気になってしまい、百年も生きられる身体を壊すことは馬鹿げたことだ。欲のおもむくままに任せるか、ある程度、抑制するかが長命と短命の分かれ道になるのである。


と、説きます。


また、快感に溺れるなという意味もあります。



でも、「分かっちゃいるけど止められない。」


というのも人間の性です。


そこで、まずは不摂生な生活されている方は規則正しい生活をして健康になるために、現在、健康な方はその素晴らしい健康状態を今後も長年維持し続けるために、日常生活の中に一つ健康法を取り入れ、習慣化することを推奨します。


それだけで、健康状態は良くなりますし、継続することにより仕事の質、クオリティは必ず上がります。結果、今よりもお金を稼げるスキルが自然に磨かれて行きます。


いつまでも若々しく健康でバリバリと仕事をするために、まずは、御自身の身体の状態と食生活、日常生活の状況を確認されてみてはいかがでしょうか。








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